秋が深まり、いよいよ冬到来!秋冬といえば、肌荒れや全身の乾燥に悩まされる季節です。 皆さんは「オイル美容」という言葉を聞いたことはありますか?オイル美容とは、美容通の方が美肌や美髪の為に取り入れている、近年話題になっている美容法です。幅広い年齢層に人気の美容法ですが、特に大人の肌や髪、全身の悩みに対処してくれるので、私も数年前から実践しています。
冬は乾燥で全身がかゆくて、肌も髪もパサパサだった私ですが、最近はこのオイル美容のおかげで肌や髪のコンディションを健やかに保つことができ、乾燥の季節も無事に乗り切っています。「オイル美容は乾燥の季節に効果がありそうだけれど、やり方がわからないし、なんだか難しそう・・」と思っている大人の皆さま、ご安心ください!今回はオイル美容の基礎知識と効果的な使い方、皆様から多く聞かれる質問にお答えしていきます。これを読めば皆さんも話題のオイル美容に気軽に挑戦できますよ。
【そもそもオイル美容って何?】
数年前から流行り始め、今やスキンケアの定番になっている美容法です。美容雑誌に数多く登場していたり、芸能人が紹介していることもありますので、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
肌の乾燥対策には、「油分」と「水分」の両方を十分に補うことが大切ですが、オイル美容液で肌に油分と栄養素の両方を補給し、健やかな肌に導くことができます。オイル美容液には角層を柔らかくして水分を浸透しやすくする働きがありますので、お使いの化粧水と併用して使うことで、水分の浸透力を高めることができます。加えて、肌のバリア機能をサポートしてくれる為、外部刺激による肌トラブルのリスクを低下することができます。
また、オイルが有効なのは顔だけではありません。オイル美容はボディや髪にも効果があります。ボディマッサージにも適し、コリほぐし効果も絶大です。アロマ系のオイルを使うと癒し効果もあるんです。また、髪の毛に取り入れた場合、つやつやの髪の毛が手に入ります!
【50代からの大人の肌にこそオイル美容が有効な理由】
- 乾燥をストップ!
皮脂の分泌が減るアラフィー世代は、化粧水をたっぷり使ってもうるおい不足で水分が逃げていきがちになります。そこで質が良くて肌なじみの良い美容オイルを取り入れてバリア機能をバックアップすると、肌の水分蒸散を抑えることができます。また、秋冬は髪の毛も乾燥します。髪の毛にオイルを取り入れると、パサつきを抑えてまとまりやすくなります。ウェットなツヤ感やナチュラルな束感を出したい時にも活躍してくれます。
- 老化をストップ!
アラフィーの悩みといえば、シワやたるみですよね。アラフィー世代の肌は細胞ひとつひとつがしぼみ、肌の奥の弾力繊維がへたることで、シワやたるみが目立つようになります。肌なじみが良いオイルはツヤとハリをサポートする効果があり、ふっくら肌が期待できます。
【どんなオイルが使えるの?】
オイル美容液はスキンケア、ボディオイルはボディに、ヘアオイルは髪の毛に使用することができますので、用途別に選んでみましょう。また、肌や髪や全身に使えるオイルもありますので、一本で済ませたい!という方は是非そちらもチェックしてみてください。
【オイル美容の正しいやり方って?】
- スキンケア編
スキンケアにはオイル美容液を使うことをおすすめします。オイル美容液は種類が豊富なため、それぞれの特徴を踏まえて自分に合ったものを選ぶことが大切です。植物系(アルガン、アボカド、アーモンドなど)は植物油脂を主成分とするもので、体内で合成できない必須脂肪酸やビタミンEなど、肌の健康に役立つ成分が含まれています。動物系(魚、鳥、馬など)は人の肌になじみやすいことが特徴です。
スキンケアのタイミングによっても効果は様々です。
ブースターとして使う(化粧水のあとにオイル美容液を塗る)場合は、次に塗る乳液やクリームに含まれる水分や栄養分が肌に浸透しやすくなります。
乳液やクリームと混ぜて使うこともできます。乳液には水分と油分、クリームには主に油分が含まれており、オイル美容液を混ぜると肌に効率よく水分と油分を補給できます。
最後の仕上げに使った場合、肌のバリア機能を高めるとともに、肌の水分の蒸発を防ぐ効果が期待できます。
- ボディ編
ボディにはボディオイルを使いましょう。おすすめのタイミングはお風呂上がりです!私も毎日実践しています。お風呂上りは体が温かいため、ボディオイルが伸ばしやすいです。浴室の中で、バスタオルで水分をふき取る前に全身に伸ばしてみてください。その後、バスタオルでは水分を軽く抑えるようにしましょう。そうすることで、浴室から出た後の急速な水分蒸発を防ぐことができます。
お風呂上りに使う場合は、マッサージをしながら行うのがおススメです。手首から二の腕、足首から太もも、手先・足先から身体の中心に向かってボディオイルをなじませながらマッサージしましょう。かかとや肘はたっぷりと塗って保湿しましょう。
- 髪の毛編
お休み前のヘアケアとして使う場合、お風呂上がりの髪の毛のタオルドライの後、髪が濡れた状態でなじませます。適量のオイルを手のひら全体で伸ばし、中間から毛先に伸ばしていきます。ここで注意したいのがオイルの量とつける場所!たくさんつけすぎるとペタッとしてしまうのでNGです。ショート~ボブの方は1,2滴、ミディアムの方は2,3滴、ロングの方は3,4滴くらいが適量です。また、髪の毛の根元にはつけないようにしましょう!
朝のセット時に使用する場合、ブラスの摩擦ダメージやアイロン・コテのダメージを防ぐことができ、仕上げのスタイリング剤としても使うことができます。まとめ髪や束感を出したい時は是非試してみてください。
【よくある質問にお答えします!】
Q1.スキンケア時、オイル美容液を塗っておけば、化粧水は不要?
→乾燥対策には、水分と油分の両方を同時に補うことがとても大切です!オイル美容液は油分を補ってくれますが、水分補給には化粧水が必須です。特に乾燥肌の方は水分量が少ないので、まずは化粧水で水分を補う必要があります。化粧水で補給した水分にオイル美容液と乳液を加えることで肌の水分の蒸発を防ぎ、うるおいとハリのある健やかな肌になります。
Q2.どのように保管したら良い?
→オイルは高温の環境で劣化する為、直射日光を避けて保管しましょう。戸棚の中や床下収納などの冷暗所に保管するのがおススメです。また、オイルが酸化していないか、使用前に匂いや色の確認もするようにしましょう。
Q3.ボディオイルを朝にも使いたいけれど、焼けるのが心配…
→ご指摘のとおり、朝にボディオイルを使用する場合は「油焼け」に注意が必要です。油焼けとは、太陽からの紫外線・熱により、オイルが酸化してしまうことです。油焼けが原因でシミやくすみなどの肌トラブルを引き起こすこともあります。ただし、朝にも使用できる成分のオイルもあります。朝に使用できるかどうかは商品によって異なるため、パッケージやHPをチェックするようにしましょう。
Q4.ボディオイルをボディ以外に使うことは可能?
→ボディオイルはネイルオイルとして使用することができます。爪および爪の生え際にもぬることで、ささくれ防止の手先美人になれます!また。商品によってはヘアオイルとしても使用できるものもあります。
Q5.髪の毛が柔らかいので、オイルがべたつくことが心配です。おススメのヘアオイルはありますか?
→髪質別におススメのヘアオイルがあります。実は髪質に合ったヘアオイルを選ぶことはとても大切なことなんです。まず、髪質が柔らかい人は、さらっと浸透しやすいオイルを配合したものがおススメです。オリーブオイルやアーモンドオイル、ホホバオイル、アルガンオイルが入っているものが良いでしょう。一方、髪が硬い人は、重ためのテクスチャーで髪を柔らかく仕上げてくれるオイルが配合されたものが良いです。椿オイル、スクワラン、シアバター、アルガンオイル、ホホバオイルが配合されたものを使うと、まとまりのあるしっとりとした髪になります。
Q6.自宅にあるお料理用のオリーブオイルをオイル美容として肌や髪に塗って良いの?
→「口に入れても大丈夫なら、肌につけても大丈夫かな?」と思われがちなのですが、実はこちらは肌にとっては危険な行為です。実際私も色々調べた際、ウェブサイト上にはこのような記事もいくつかありました。しかし、肌トラブル回避のためには、食用オリーブオイルを美容オイルとして使用するのは避けた方がよいでしょう。
食用のオリーブオイルと美容のオリーブオイルは「オリーブの果実を絞ったオイル」という点は共通していますが、製造過程の制度や品質管理が全く異なります。ですので、食用オリーブオイルを肌につけると肌トラブルを引き起こすことがあります。
美容オイルはまさに言葉通り「美容」の為に作られたオイルですので、肌トラブルを起こすことなく健やかな肌に導いてくれますので、ぜひ美容オイルを使うようにしてください。また、髪の毛に取り入れると、パサつきを抑えてまとまりやすくなります。ウェットなツヤ感やナチュラルな束感を出したい時にも活躍してくれます。
いかがでしたか?
オイル美容は正しい知識とコツをつかめば簡単に取り入れられる美容法です。健やかな肌と髪の為にオイル美容を取り入れてみるのはいかがでしょうか?
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