ABOUT -私たちについて-
さぁ!私らしさを纏おう!
「KISS MY LIFE」BRAND concept
人生のどんな時も、私らしく。
そんな想いが込められています。
いい日もあれば、
うまくいかない日もあるけれど
どんな1日も、かけがえのない愛おしい1日。
患者さんになっても、年を重ねても、
イロドリ豊かな毎日を。
everyday beautiful
everyday kiss my life
だって一度きりの人生だから!
ブランドディレクターからの
Message
諦めない社会へ
RYOKO SHIOZAKI
落ち込むばかりの闘病生活の中で
今から、7年前、私はある日突然、「若年性のがん」を宣告されました。
昨日まで、仕事に恋愛に、キラキラと東京の街を謳歌していたのに、仕事を失い、辛い治療が続く中で、すっかり「私らしさ」を失っていきました。
そんな時、手にしたケア用品を身に着け、ふと鏡をみると、いかにも病人らしい姿の私がいました。
そしてその姿は、20年前に同じ病気で、更に認知症だったおばあちゃんの姿とそっくりでした。
当時私は、そんなおばあちゃんの姿を見ることが、とっても切なかったことを思いだしました。
私は、鏡に映った闘病中の自分の姿を見ながら、
「こんな病人らしい姿の私、誰にも見せたくないな、みんなを悲しませたくないな・・・」
「なんで、ケア用品って一律に同じデザインなのかな・・・」
「もっと素敵なケア用品があったらいいのに・・・」
と、気分はますます落ち込むばかりでした。
がん患者さんのファッションショーが、
私を取り戻すきっかけに
そんな落ち込む日々を過ごしていた私に、ある日、主治医の先生が診察室でこう言いました。
「りょうこちゃん、せっかくアパレル会社をやってきたのだから、がん患者さんの為のファッションショーをやってみない?」
と。
その一言が、私の転機になったのです。
ファッションショーでは、私が自分のショップで取り扱っていたヴェルサーチやグッチといったブランドのドレスを提供し、 スタイリングを手掛け、メディアを招待して病院のホールで盛大に開催しました。ランウェイを歩くのは、入院中の患者さんとその主治医の先生たちです。
病院着を脱ぎ、ドレスを身にまとった患者さんたちは、ファッションを通して少しずつ「私らしさ」を取り戻し、胸を張って歩いていました。 その姿を目の当たりにし、私の胸は感動でいっぱいになりました。
患者さんやその家族の方から、沢山の「ありがとう」を言われたことで、私もひととき、がん患者であることを忘れ「私らしさ」を取り戻すことができました。
「もしかすると、私のアパレルでの経験や、辛い治療を乗り越えた経験が、誰かの役に立つかもしれない」
そう感じた私は、もう一度起業して、素敵なケアブランドを立ち上げる決意をしました。
「私らしいSTORY」を紡ぐ、
トキメクようなケア用品を
病気になったり、年を重ねると、身体が思うように動かなくなってしまうかもしれません。
でも、桜が咲けば美しいと感じるし、誰かと手を繋げは温かさはを感じたり、どんな時も、心は動いていますよね。
だから、私たちの製品を手にした時、
心ががちょっと心がときめいたり、年を重ねることを素敵に思えたり、纏うと少し気が晴れたり・・・そんな気分になってもらいたいのです!
そんな想いを、製品ひとうひとつのデザインに落とし込んでいます。
計算しつくされた機能や、美しいデザイン、そして選べる自由!
これまでにない、ファッションとして纏って頂けるケアや介護用品を。
私たちは、「KISS MY LIFE」というブランドを通じ、かけがえのない、たった一度の人生の「私らしいSTORY」を紡ぐお手伝いをしたいと考えています。
そして、皆さんと一緒に、ファッションを通して人生の喜びや楽しさを共有できたら、どんなに素敵なことでしょう!
KISS MY LIFEのものつくり
“CREATIVE×CAREで新しいケア用品を”
KISS MY LIFEの商品は、「徹底した着やすさ」「肌に優しい生地」「長時間身に着けても楽なスタイル」にこだわっています。
KISS MY LIFEのものつくりは、大手繊維商社さんとタッグを組み、厳しい生地試験を繰り返し、安全性の認証を取得した、安心してお使いいただる製品ばかりです。
現在、様々な国の工場で生産を行っていますが、現地のスタッフひとりひとりに、私達の商品やブランドの理念を伝え、スタッフ一丸となり、皆さんに喜んでいただける製品づくりをしています。
また、商品企画では、年間3000通以上いただくお客様からの声や、病院やデパートでの販売を通じて、お客様の
「こんなの作ってほしい!」を実現しています。
KISS MY LIFEのdesignコンセプト
“French×trend×vintage”
KISS MY LIFEの商品は、上質で高級感のあるデザインをベースとして、60年代の映画の中から、オードリーヘップバーンが飛び出してきたような、華やかで、ちょっぴりノスタルジックな世界観を表現しています。
デザインチームは、数々のアパレルブランドで活躍してきたメンバーで構成され、オリジナルのテキスタイルにこだわり、ケアや介護用品であっても、トレンド感や季節感もとても大切にしています。
今後はベーシックでシックなカラーを使い、より日常に溶けこんだ製品を増やしていく予定です。
また、詩人「金子みすゞ」さんとのコラボ製品のような、様々なブランドとのコラボを行うなど、多くのかたにトキメクようなデザインをお届けしたいと思っています。
どうぞ、これからのKISS MY LIFEにご期待ください!
Profile
RYOKO SHIOZAKI
千葉県生まれ。
アパレルショップの海外バイヤーを経て、2006年25歳の時にアパレル会社を起業し、セレクトショップ、ドレスレンタルショップ等を経営。
2014年1月、若年性乳がんを発症。闘病に専念するため、会社を閉める。
主治医の提案で、がん患者の為の「サバイバーズFASHION
SHOW」を企画、運営。多くのメディアに取り上げられる。
2016年、ソーシャルビジネスコンテストでグランプリと共感大賞をダブル受賞し、TOKIMEKU JAPAN設立。
2018年、ケア・介護用品ブランド『KISS MY LIFE』を立ち上げる。同年7月より病院内店舗事業を開始。
朝日新聞週刊誌「AERA」注目の社会起業家54名に選出されるなど、メディア取材、掲載多数。