介護施設に入所するときに、用意する持ち物はたくさんあります。
「何を持っていけばよいのかわからない」と困ってしまいそうですが、
基本的には、衣類などの必ず必要なものは入所する施設によって決められており、入所の際には事前にお知らせをもらえるはずです。
その施設によって必要なものを持っていけば良いので難しい話ではないのですが、ないと困るというものではないけれど「これがあると便利」というものもありますよね。
今回は、介護施設で10年働いた筆者が介護士目線で「介護施設に入所する際にあったら便利なアイテム」をご紹介します。
目次
入所に必要最低限の持ち物リスト
冒頭でもお話ししたとおり、介護施設に入所施設する際には、施設のスタッフやケアマネさんから、持っていくものを事前に知らせてもらえるはずです。
持ち物は施設によって異なりますが、季節ごとの衣類、洗面用具、タオル、保険証等などはほとんどの介護施設の入所の際に必要となります。
施設入所の持ち物例:
(1)衣類
(2)タオル類
(3)スリッパなど室内履き
(4)洗面用具
(5)ヘアブラシ
(6)ひげ剃りまたはシェーバー
(7)箸
(8)食器
(9)常備薬
(10)お薬手帳
など
介護施設に入所する際にあると便利なアイテム
1.毛布やブランケット
基本的に、寝具類はレンタルができる施設が多いのですが、レンタルのもの+持ち込みの毛布を使われている方も多かったです。座っているときにひざ掛けとして使いたいという方も多く、「マイブランケット」を持たれている方は多かったです。
2.カレンダーや筆記用具
入浴の曜日、行事やリハビリの日時など書きこむことができる「カレンダー」があるといいかもしれません。壁に貼って「マッサージ」「お風呂」など書き込んでいる方が多かったです。
施設にいても案外メモして覚えておかなければならないことが多いので、筆記用具やメモ帳も必須アイテムです。
3.趣味のもの
趣味の編み物を持って来られている方や、小説、囲碁、観葉植物などお好きなものを持ち込まれている方もいらっしゃいました。
できるだけ自宅に近づけたいと好みのインテリアグッズを置かれている方も多かったですよ。
4.外出用のアウター
基本的には施設内で過ごすので、室内で着る服を用意するといいのですが、散歩や、施設の外出行事、ご家族と外出や通院をすることもありますので、外出時に羽織れるアウターがあると安心です。
特に、入所した時期が夏だと冬になってから「羽織るものがない!」となっていた方も少なくありませんでした。
寒くなってから慌てないように、あらかじめ用意しておきましょう。
他にもこんなものも持ち込みしていた方も⁉
入所する施設により、決まりがあると思うのですが、筆者が働いていた介護施設では基本的に「危険物や食品」以外はなんでもOKでした。
みなさん本当にさまざまなものを自室に置かれて、居室それぞれが「それぞれの家」のようでした。
ご家族の写真を飾られていたり、ご自身が描かれた作品が飾られていたり、お人形を飾られていたり。
中には自宅から「仏壇」を持って来られている方や、お気に入りの「ソファ」など家具を持ち込まれていた方も。
大きなものを持っていく際は施設に要確認ですが、できる限りご本人のお気に入りのものを持って行って過ごしやすい空間にしたいですよね。
まずは必要最低限のもの+お気に入りのもの1つ
あれこれと説明してきましたが、一気にいろんなものを用意するのは大変ですし、入所してみて初めて「なにが必要か」気づくこともあります。
まずは、施設で指定された「必要最低限の持ち物」+ご本人のこれだけは必要だというものを1つ持っていけば問題ないと思います。
多くのものを持ちこみすぎると、「必要なかった」ということもありますので、まずは必要最低限のものを持っていき、必要が出てくればその都度ご家族が持っていくというのも1つの手です。
まとめ
いかがでしょうか。介護施設入所には準備や手続きが多く大変な時間を過ごされていると思います。
足りないものは後々用意しても大丈夫ですので、まずは施設から「持ってきてください」と指定されたものを用意してから、ゆっくりと過ごしやすいアイテムを揃えていくといいかもしれませんね。
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